アイファクトロニー

2021年からの記録。本の短め感想は読書メーター。

騙し絵の牙

映画「騙し絵の牙」オリジナル・サウンドトラック

映画「騙し絵の牙」オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト:LITE
  • 発売日: 2021/03/26
  • メディア: CD
 

映画館で映画をみたくなり、気になったので。原作未読。
あらすじは知っていたので、興味深い内容だと思ったけど、
思った以上にがっつり出版業界の話でしたね。面白くみました。

展開はあるていど読めたので、
まだまだ自分も捨てたもんじゃないな(?)と思いました。

あと、帰りがけのお客さんの話で宮沢氷魚が二世だと知ってたまげた。

以下、映画鑑賞直後にぶわっとメモった感想。はてな多いな。
ネタバレぽいのも多いかも。思いっきりなネタバレは後半にします。

 

・小説で読む方がより面白いところと、映像でより輝くだろうところがあったかな。
 (と思ったら映画は再構成されているらしい。小説が読みたくなった)

・エンタメ映画(エンタメ小説?)も捨てたもんじゃない。
 ある意味純文学に喧嘩売ってるよな。笑

・邦画の色が好き。というかこの監督の色使い。
 監督が色決めてるかわからないけど「桐島、部活やめるってよ」も好きだった。

木村佳乃の横顔のラインが美しすぎる…。

松岡茉優のそっけない?演技が好みだった。

・全体的に演技が過剰じゃなくていいなと思った。

・ただ終盤の屋上のシーンはつくりものぽかった(わざとらしかった)けど、計算なのか?

・角川すごいな。さすがメディアミックス。角川らしいっちゃらしい展開かも。
 これを違う出版社想起させるところでやるのがなかなか面白い。
 (角川も想起させますけども)

文藝春秋協力、てのは会社かな?雑誌の書影か?

・二階堂先生は筒井康隆がモデルの一人なんだろうか?

・フットワーク軽い人すごいよな。

・編集者なのか研究者なのか?ああいうもんなのかな編集者って…。
 (でもまあ小説家が書いてるんだからそうなのかもしれないが)

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ミセン(未生)

 

ミセン -未生- DVD-BOX1

ミセン -未生- DVD-BOX1

  • 発売日: 2015/10/28
  • メディア: DVD
 

Netflixで配信終了する前にみた。
「HOPE」(日本版)を見たことあったんだけど、あれかなり忠実だったんだね。
話数としては日本版の倍あったんだけど、何がそんなに増えていたんだろう…?
(と思って日本版のあらすじ見てたら結構はしょられてたし、
 最後は2つの事件が1つにまとめられてたわ…)

日本版で顛末を知っていたからハラハラ感はそこまでだったんだけど、
第18局の最後のチャン・グレ(主人公)の行動には腹が立って仕方なかったよ…。
あの行動はドラマ的に必要(起承転結の転)だったのだと思うけど、
それはどう考えてもあかんやつやろ…。

あと、今だと結構問題になってしまいそうな内容もあるなと思いつつみてました。
たぶん問題としては今でも存在するんだろうけども、
(韓国はともかく)日本でそのまま放送するとなるとアウト判定くらいそう。
まあ、当時の日本版もそれなりにソフトになってた部分もあるだろうけど、
今は、より過敏だからなあ。5年で変わるもんだね…。

人生の勝算/前田裕二

人生の勝算 (幻冬舎文庫)

人生の勝算 (幻冬舎文庫)

 

・Prime Readingにあって気になったので。

・前田さんは「メモの人」のイメージ。

・最近テレビでまなまるさんという方の特集を見て
 はじめてSHOWROOMを認識したし、本読んではじめてきちんとこの方と結びついた。

・AKBという単語にゴシップ的もやもやが生じたけど、それが吹っ飛ぶくらいにすごい人だった。

・ちゃらついたイメージを持ってたけど正反対だったし本にする価値のある人生を送っている人だった。

・仕事についての考え方はたいへん興味深かった。

・今ちょうどNetflixで「ミセン」を見ていて、そこと重なるところもあって面白かった。

幻冬舎だししゃーないけど、箕輪さんの解説にも若干もやった。いかにもっぽくてw

すばらしき世界

wwws.warnerbros.co.jp

中黒は映画観終わってぶわぁっとスマホのメモに書いた感想。

役所広司好きなのとヤクザが好き?*1なのと、西川美和映画を一度きちんとみてみたくて観た。

・残酷な映画だなぁ…!というのが観終わっていちばんの感想。

・いまの日本に希望持てなさすぎワロタ。恵まれてるだろうが生きづらい。

・娑婆は我慢の連続で、大して面白いこともない、だけど空は広い。*2
 それはとてもわかるけど、「空が広い」ことを希望と考えるべきかどうか?って話よね。

・終盤、よかったねと思わせておいての畳み掛けるような怒涛の展開、
 そしてラストのタイトル表示にうわぁ…!まじかぁ…と変な笑みがとまらなかった。
 こうくるかあ、いまの日本映画ぽいなあ、っていう感じ。

・のちほど、西川美和が所属している会社(分福)に、是枝裕和もいると知って妙に納得。

・関係ないけど、どっちも名前の最後「和」なんだな。

・ポンジュノがコメントしてるのも納得。

・西川作品、今作以外は「駈込み訴え」しかまともにみていなかったけど、
 それでも西川テイストをじゅうぶん感じられた。後半以降。

・ツノダ役の仲野さんが「駈込み訴え」に出ていたらしく驚き。

・リリーさんが出てきたシーン、いっしゅん伊丹十三がちらついた。*3

・なにげに介護施設の人らの演技がやばかった。

私としては、エンタメはどちらかというと希望を描いてほしいと思うんだけど、
(時代柄仕方がないのかもしれないが、今の日本はそれはできていないです)
映画や小説というメディアはこういうヒリヒリしたリアルさを描いてもいいと思う。
(多くの人が無意識的に目に触れられるテレビ番組とかは、そればかりにしてほしくない)
ただ、それにしても大それた希望が抱けない世の中だなあ…と思わされます。

レビューちらほらみたら役所広司の演技を絶賛する感想多かったけど、当然最高でした。

*1:なんか語弊があるけど、メディアの素材として気になるというか、興味があって見てしまう。たぶんだけど子どもの頃よくテレビで見かけた伊丹十三作品の影響だと思う。いまは封印されているけど…。

*2:映画で言っていたことのうろ覚え

*3:やくざもんっぽいなあって印象と「タンポポ」の影響かと思う。

キム秘書はいったい、なぜ?

ネトフリで2、3日くらいで一気見した。
11話くらいまでが面白かった(謎要素があったので)。
それ以降はひたすら振り回されるパク・ソジュンにきゅんきゅんするための回なのだろうと思われる。
私はサブキャラの恋愛模様を楽しくみていたので最後まで見たけど、11話以降は飛ばし飛ばしでした。
それにしても、「梨泰院クラス」と同じ人とは思えないのがすごい。

パク・ミニョンはひたすら綺麗。スタイルよすぎ。よくあんなヒールはいて歩けるわ…。

そして調べてたら演出家が「この恋は初めてだから」の人だった。
どうりであのペアが出るわけだ…。途中びっくりしたんだけど納得だわ。

ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (吹替版)

ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル (吹替版)

  • 発売日: 2018/06/27
  • メディア: Prime Video
 

1作目しか知らなかった私としては、みる前はなぜこうなった?!と思っていたけど、
いろいろ現代に合わせたんだなと納得。おもしろかった。
私はジャック・ブラック好きなので彼を愛でる映画でもあった。次回作も気になる。